病名確定までの経緯
未消化フードの嘔吐から始まった異変。
はじめは胃炎だと思っていました。
しかし毎日病院に通っても症状は悪化の一途をたどり、まさかのガン宣告。
初めての記事は、凜ちゃんの病名が判明するまでの経緯をまとめてみようと思います。
異変
7月9日(土)
朝7時半頃:
8時間前くらいに食べたフードをやや未消化で嘔吐。
しかしその後は食欲も元気もあったため、たまたまだろうと気にしませんでした。
この日から目立つようになってきた口呼吸は、当初温度のせいだと思っていました。
7月10日(日)
深夜から朝:
・軽く咳き込んでからえずく仕草が見られるようになった。
・息が荒く、時々口呼吸になる。エアコンの設定温度を変えても変化なし。
・口を頻繁にくちゃくちゃさせる。
・横になっているときの呼吸音がいつもと違い、雑音が混ざる感じ。
具合が悪いようで、あまり眠れていない様子でした。
朝7時頃:
ほぼ未消化のフードを大量に嘔吐。量からして夕食+夜食分くらい。
日曜日だったため、この日は主にささみとヨーグルトをあげて様子を見ることに。
11日(月)
相変わらず様子がおかしかったので、病院に連れていきました。
まず最初に血液検査をしましたが、前回(同年5月)と比較し目立った異変は見つからず。吐き気止めの注射を打ってもらい、ガスターなどの胃薬2種類も処方されました。
食事はささみを少量ずつ与えてくださいとのことで、念の為ヒルズのi/d缶 消化サポートも2缶購入。
帰宅後早速欲しがったので、指示通りカレースプーン一杯分あげたところ完食。ささみも茹でて少しずつあげたらあげた分だけ全部食べましたし、栄養補給にと買っておいた犬用ミルク100mlも飲み干しました。
夜になるにつれ口呼吸が増えはじめ、最初のうちは伏せの状態で過ごしていましたが、深夜になると度々立ち上がって口呼吸をしていました。
また、立ち上がってすぐ、お尻を小刻みに振りながら伏せをする動作を何回もするようになりました。後日この仕草を動画に撮って先生に見せたところ、お腹が痛いように見えるとのことでした。
この日以降凜ちゃんは急速に元気がなくなり、ほとんど一日中伏せの状態で過ごすようになりました。
12日(火)
症状が改善されず、元気がないので再び吐き気止めの注射を打ってもらうため朝一で病院に。
朝おもらしをしたため、膀胱炎になっていないかオシッコも検査してもらいました。(度々膀胱炎になっているため)
その結果オシッコ自体には問題はないけれど、咳がやや出ているため抗生剤も追加で処方されました。
帰宅後すぐに抗生剤を飲ませたところ、徐々に呼吸が荒くなり、抱っこするために立たせようとしても自力で立っていられなくなりました。
そのため午後診療を待って再度受診することに。
11日にしたものより更に詳細な血液検査をしたけれど、特に問題はありませんでした。ただオシッコにタンパクが漏れているわけでも下痢をしているわけでもないのに、血液中のタンパクが若干減っている原因が分からないとのことでした。
考えられる原因として、肺水腫で腹水が溜まっている可能性もあるが、触診した感じでは腹水はなさそうで、肺水腫の症状が出ているわけでもありませんでした。
のちに、これは胸水が原因だったことがわかりました。
ただこの時点ではまだレントゲンを撮っていなかったためわからず、抗生剤が体に合わなくなった可能性があるため(それまで大丈夫だったワクチンが合わなくなった前科あり)、まずは抗生剤をやめてみましょうということになりました。
13日(水)
真っ黒の血便と思われるうんちが出ました。
休診日だったため病院に電話したところ、水も飲めているし、下痢状の血便が大量に出ているということでなければ緊急性はないと思われるとのことだったので、様子見をすることに。
この日はご飯を食べられず。
14日(木)
この日は朝から呼吸が落ち着いていて、比較的熟睡できているように見えました。
けれども相変わらず食欲はなく、午後になると立ち上がろうとしても足に力が入らないのか立てなくなったため、再び受診しました。
なかなか症状が改善しないため注射を1本打ち、翌日また様子を見せてほしいとのことで帰宅。
帰宅後は少しご飯が食べられるようになりました。
そして翌日の診察で、事態が大きく動きだしたのです。